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30章:〜由美〜 (1/4)

30章:〜由美〜

仕事が終わり急いでロドンへと向かった。


今日は嫌な客にたくさんついたし、早く優河に会いたかったのだ…


私「もう、本当に今日は最悪だったの。」


優河「お疲れ。そんな思いさせて…まじ俺、情けないよね…。」


私「優河が悪いんじゃないから。」


優河「ごめん。」


私「雑誌読んだよ?好きなタイプ、あれ、私だよね?(笑)」


優河「うん。気付いちゃった?」


私「もーっ(笑)」


優河「由美しか見えないし。」


私「よく見ると服…ブランドだらけだね?」


優河「前買ったやつ。掛け飛ばれる前のだよ?」


私「なぁんだ…。」


その日もたくさんシャンパンを入れた。優河のために…。


私「ねぇ?今日忙しい?」


優河「今日は店のミーティング長引きそうだから、今度にしてよ?」


私「わかった。」


私はただをこねようとしたが、店のミーティングなら仕方ないから諦め返事をしたのだった。
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世の中金なの…?2 ©著者:ももか

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