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3章:克服 (4/23)

その日から俺とナツと涼太の三人(二人と一匹)の生活が始まった。



涼太は大工の仕事をしていて、ナツとは生活の時間が逆だった。



俺は涼太と二人きりの間、ほとんど台所の隅にいた。


涼太は床に寝転がりながらテレビを見たり、冷蔵庫を開けて飲み物を出したり、トイレに何十分も籠もったり…



ナツが帰る頃にはいびきをかいて寝ていた。



いつも俺とナツが寝ていた布団で…



ナツが帰ってからは俺も動きだす。今まで以上にナツから離れなくなった。


物音で涼太も起きだす。



「クロ、ちょっとは涼太に心開いた?」

「いや…“あえて構わず自然にいこう作戦”やってんだけど…男恐怖症だからこっちから向かっていくのもダメかと思って」



いいよ、向かってこなくて。



俺にはナツや母ちゃんがいるし。
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クロとママ ©著者:SORA

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