5章:同棲生活 (4/6)

たまに飲みに行ったけど
最低料金で飲んだ


月に１回も行かなかったけど
ｲﾍﾞﾝﾄには参加するようにした


見栄もあるだろうし
いくら払っても
恩返しや罪は償えないけど
出来ることはしたかった



一緒に住めば
喧嘩もするけど
一緒に住めば
楽しい事も増えた



ご飯を一緒に作って
一緒に寝て
笑うときも
落ち込むときも
怒るときも


ずっと一緒だった



それがたまらなく幸せだった



休みの日には
外食したり旅行に行ったり


ほとんど休みは客ではなく
私に使ってくれる


沢山の思い出を
私にくれる



優しい竜也は
私を気遣うようにまで
なっていたんだ