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10章:見えない (2/14)

「…アザになってる。」

沙季は俺が噛み付いた肩を指さし、いたずらに笑った。

「…だな。」

沙季につられ少しだけ笑うと、そのアザに口づけた。

その傷を付けてから数日間、まるであの時が夢のように平穏な日々を送っていた。

裸で抱き合えば全てわかり合える。

俺の孤独や不安だって、沙季は感じ取ってくれる。

こんなに自分を飾らなくてもいいなんて。

そう思ってるのは俺だけなのかな?
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壊れた世界 ©著者:桜花

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