8章:恋人 (2/2)

付き合うことになり、毎日ﾀｸﾐの家に帰る日々。



ﾀｸﾐは毎日決まった時間に帰ってきてくれる。



寝ずに待ってるのに、ついソファーで寝てしまいベッドに運ばれる。



毎日撫でてくれる。


『お帰り』


「ただいま。起こしたね」

『いいよ』


ﾀｸﾐが帰って目が覚める。
撫でてくれることが気持ちよくて。



「俺より先に寝て」

「俺と居る時だけでも1人にさせたくない」



私が寝るまで寝ないで居てくれる。