ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

2章:白昼夢(デイドリーム)なビジュアル系 (66/66)

まだ、本当に好きだったかも分からなかったし、大好きなお兄ちゃんが結婚してしまう、と言う悲しみだったかもしれないが、それがよく分からない今の段階では、精一杯の嘘には違いなかった。


それからの瑠花は、彼女とのことやバンドのことなどを話していたが、気付いたときには既に自分の部屋にいた。


手には瑠花の髪の感触とカラーリング剤の匂いが残っていた。


バレンタインは、私がキューピッドとしてデビューした日に終わった。

私のうやむやな恋心も同時に終わったのだった。
115 /141

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

コンビニLovers ©著者:まちゃ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.