響さんのお店Ｂａｒ『バニラ』　がオープンした。


拳と２人でお祝いに向かった


久しぶりに会う響さんはすごく　自然体で爽やかな
イメージに変わっていた。


俺はうらやましいかった



響『拳、女出来ただろう？』
拳『はっっ…』
響『なっ！(笑)』
俺『はっ　誰？』
響『お前も知らないの？』
俺『はい』
拳『まだ３日前に付き合ったんですよー』



俺はまったく気付かなかった……


響『空、鈍感だな(笑)』
拳『何で分かったんですか？』
響『拳の顔見たら分かるだろ』
俺『彼女って　誰？』
拳『ともちゃん』



俺は『瞳』を思い出した


俺は拳に気付かれない様に　　　『よかったなっ』と言った


響さんに『お前も早く女作れ』　と言われ


ちょっと切ない気持ちになった…


俺は『瞳』を忘れてないことを　実感した



俺はＮＯ．１になるまでは前に　進めなかった。


まだはたしていない約束がある



拳の幸せそうな顔を
響さんとからかった