雨ばかりの６月
傘が手放せない…



俺は母親に話す決心をした


実家に帰り
母親の前に座った


俺『あの…話しがあるんだけど』
母『なに？』
俺『俺２年前からホストしてる』
母『ホスト…』
俺『うん…』



母親はうつむいたままだった



俺『もう少しだけ続けさせてほしいんだけど』
母『どうして？』
俺『親父のことを聞いたんだ　　オーナーから』
母『オーナー？』
俺『山中さん』
母『アキラさん…』



母親はオーナーとの
『縁』に驚いていた……



俺は今までの経緯を全て
母親に話した。




大学を卒業するまでに　　　　　辞めることを約束した。





母親はきっと落ち込んで　　　　いたと思う……


母親には悪いが
俺はスッキリしていた



俺は触れたことのない
『親父』と同じ夢を叶えたかった……