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10章:実家 (1/2)

10章:実家

久々に実家に帰った。


母親の得意料理がテーブルに並んでいた。

俺『うまそうじゃーん』
母『どうせ毎日インスタントばかり食べてるんでしょ?』
俺『当たりー(笑)』
母『バランスよく食べなさいよ』


久しぶりに触れる母親に
懐かしさを感じる……




母『仏壇にお線香あげなさいよ』
俺『はい はい』
俺『なぁ再婚しようと思ったことないの?』
母『はっ?ないわよ(笑)』   俺『再婚していいぞ!』
母『相手がいませんから』   俺『もてないの?』
母『親をからかわないの』



俺は母親にまだ女としての人生を歩いてほしかった。      俺に気兼ねなく……





そんなことを思っていたら   母親から学校のことやら色々なことを愚痴られて居ずらくなって帰ることにした。



帰り際に重い紙袋を渡された。
中を見るとタッパにいくつものおかずが入っていた。




心配されていることに
胸が少し痛かった………
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青い空 ©著者:フレンチ

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