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2章:キモチ
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2章:キモチ
りゅうすけは
結構マメな男だった。
飲みに行った次の日
りゅうすけからの電話
『店開けるまで暇だから
店の下まで来いよ』
暇だったから
って理由だけで行った。
タバコを吸いながら
りゅうすけは立っていた
たわいのない話をして
私は実は17歳なんだと
伝えた。
反応はアッサリ(*_*)
気付いてはいたけど
もう店の中には来るな
とだけ言われた。
その日の営業終了後
またりゅうすけから電話
『腹減ってない?
ご飯食べ行こう』
近くの松屋の前で
待ち合わせ
食べてバイバイ
毎日に近い位そんな事を
続けていたね
時には歌舞伎町の中を
プラプラ散歩
そんな日々を少し過ごし
私とマナは大阪に
デリバリーヘルスの
手伝いをしに行く事に
それでもりゅうすけは
毎日連絡をくれた
大阪四日目位かな
みんなで飲みに行き
カラオケをしていた時
りゅうすけから電話…
『いつ帰ってくんの?
話たい事あるし
早く帰って来いよ』
話たい事…?
すごい気になる(*_*)
早く聞きたい!
何なんだろう…
この気持ち…
外見的にはタイプでも
なんでもない…
でも気になる…
あなたはあの時の気持ち
覚えていますか?
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