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12章:紙一重 (1/4)

12章:紙一重

赤ちゃんのお世話は大変だった。

かわいい。すごくかわいい
でも、夜泣きに悩まされた。ミルクをあげても、オムツを変えても夜の9時から朝の2時までは激しく泣き続ける。

2時に寝ても、朝の3時にはまた、ミルクとオムツ交換…

そして、朝の5時には健太のお弁当作り…

お弁当を作るのを辞めさせてくれない、健太も、泣き止んでくれない健にもウンザリした。

限界だったのかも…
望んで、産んだ赤ちゃんなのに…

追い詰められて行く自分がいた。

鏡で自分の姿を見た時、ぞっとした…

鏡に映る私は…
髪はボサボサ。張りのない肌。目の下はハッキリと分かるクマ。

まだ25なのに…

多分、34才の今の方が若く見えるはず。


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逃亡 ©著者:美桜

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