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6章:持たれ主、一。 (3/4)

「で、そのコね。初恋の人と同棲してたんだ。もちろん、風俗の仕事は隠してさ。彼氏は、売れない小説書きで、アヤコが養ってたんだよね。」

エコさんはシガリロをふかすと、続けた。

「アヤコのとこに石がきて、風俗の世界に飛び込んで、その後初恋の人に再会して、付き合いはじめて。アヤコは、最期まで幸せだったみたい。幸せの絶頂で死んじゃった。」

思わず、掌の上の石をぎゅっと握った。彼女の記憶を、想いを、知れるような気がしたから。
不思議と怖さも気持ち悪さもなかった。
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赤い石の話。 ©著者:至音

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