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4章:新生活、三。 (10/11)

鏡に映った自分の顔を見る。
少しメイクされても、髪をセットされても、なんていうか借り物っぽいと言うか…。ホストっぽい、であって、ホストじゃない。そんな気がした。

「だねー。」

頭の上から、ぽそっと。
そんな言葉が降ってきて、俺は、なにか聞き逃したかなと思った。でも、違った。

「たしかに、ホストじゃないねー。」

思わず背筋が延びた。

「え?」

独り言言っちゃってたんだろうか?いや、そんなはずはない。じゃあなんで…?

「うーん、だよねえ、不思議だぁねー。でもね、」

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赤い石の話。 ©著者:至音

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