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1章:出会い、一。 (7/8)

水晶は、色んな効果がある石なんだって。そんなことはあまり知らなかったけど、その透明な石はなんとなく気分を落ち着かせてくれる、そんな気がした。

貯金はなかった。無駄な買い物なんかする余裕はなかった。なのに、どうしても欲しくなった。

今になって考えると、それが運命というモノなのかな、と思う。
あの時の恋い焦がれるような気持ちは、女の子相手にも感じたことはなかった気持ちで。そしてそれは、買ったハート型の水晶の方に感じたモノじゃなかったってことにも、気付いた。

まだ見てもいない、どんな偶然で来たのか分からないあのワインレッド色の石に惹かれてたんだ。
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赤い石の話。 ©著者:至音

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