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14章:罠?、二。 (2/4)

一ヶ月経った。
あきちゃんは、毎週火曜日に必ず来て、ほぼ最低料金の三万円を払う。

他の卓で、シャンパンコールがはじまると、眩しそうに見ていることがあった。

「シャンパンならさ」
「ん?」
「サキト、飲めるんじゃない?」
「あー、まぁ。甘いし飲みやすいのもあるしねw」
「よねぇ」
「けど、入れないでね?」

そこまでと雰囲気を変えて、真面目な顔を作り、目を見て言う。

「え、なんで…?」

あきちゃんも、すこし怯えたような顔をする。

「シャンパンてね。コールすると一瞬でなくなるんだよ。だから、俺はあんまりコール好きじゃないんだわ」

…二割、嘘だ。

「そ、うなんだ」
「だから、卓飲みが好き。てか、あきちゃんとならゆっくり二人で飲みたいし」
「うん」
「でもあきちゃん、飲めないでしょw一人で飲むには量きついしね」
「んー、弱いけど、たまには飲みたい気分のときもあるよ?」
「そう?」
「うん。…今とか」
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赤い石の話。 ©著者:至音

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