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6章:買い物依存症の150円の価値 (3/3)

そんな話をしている私たちは、缶ビール2本に缶カクテル1本、赤ワインの小ボトル1本、つまみはポテトチップスにチキン、煎餅に砂肝スナック、それに枝豆22袋。
それだけ飲んで食べても1000円くらい。そんな高級なお茶を手にしながら、長々と興味も無い初対面の人間の過去のコイバナなんて聞かされてたら、折角のお茶の香りは台無しだし、味わってる暇も無い。

本当に「ご苦労様」のひとことに尽きます。たった150円しか違わないのに、こんなにも楽しくて充実している時間を過ごせている私は、彼らよりとっても幸せ者だと思う。
多分彼女もそう思っているに違いない。

ということは、やはり幸せはお金には替えられないという事なのか、それともあと150円高い飲み物を頼んだらもっと楽しかったのだろうか?
いや、きっと誰もが前者だと答えるだろう(決め付けすぎかしら?)。
お金はあるに越した事はないが、無くても十分楽しい。
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アスファルトと空 ©著者:まちゃ

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