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16章:デート
初めてあったのに
何か 昔から知ってるみたいな気持ちになった
まことゎ
「さぁ 約束の朝ご飯
」
夜だけど…
起きてからのご飯だから 朝ご飯だね
「何が食べたい
」
「あたしね モツ鍋食べてみたぃ
」
本場じゃないけど…
博多で修行したって言われてる…
「もつ将」に行った
初めてのデートの
初めてのご飯が
果たしてモツ鍋でいいのだろうか
可愛げないよね
だって 一緒に一つのもの食べたかったの
あっ
モツ鍋ってニンニクだよね
何にもないけど
まぁ…ある訳ないけど…
臭い…ゃばいよね…
まぁ…
いいやぁ
「何飲む
」
「まことくんは
」
「ごめんね…コーラあり
」
「勿論
休肝日にして
」
「初めてのデートなのに アルコールなくてごめんね
」
「何の
何の
じゃああたし ウーロン
」
「ななちゃんは飲みなぁ
」
「あたし 多分 酔うから
昨日 緊張して寝てなくてさ(笑)」
「酔ったら ホテルに 運ぶよ
」
でも 結局飲まなかった
モツ鍋食べながら沢山話したね。
仕事の話
昔話…
そして
出会った アメ○ロの話…
あたしは 彼との話…
まことは
あたしの目をキチンと見て話してくれたよね
「本当に会えたんだね…
ねぇ… あたしと これからも仲良くしてくれる
」
「ななちゃん…
明日はどうするの
」
「お店同伴して欲しいんでしょ
…
いいよ あたし そのつもりだし
」
「店は来なくていいよ…」
へ
何故
わかった…
期待はずれだったんだ…
だから 明日は
もう あたし 用なしなんだ…
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