彼女と別れた。　

その事により更に腐る自分がいた。　

この頃風紀はやりたい放題であった。　

元々仕事中に酒が入ってる女を落とすのは難しくなかった。　　

仕事が終わってそのまま店に目当ての女と残り頂くパターンが大半である。　


揉めない様に1度やった女はきちんと付き合うといった形は一応取り、本当に好きだから接客を見てられないなどの理由で店を平和的に退店させていく形式である。　

退店した女の子が現在店にいる女の子と繋がっていて情報がもれる可能性がある場合は田中君などがその店にいる現役女をやり込めまた退店させる。　　


狙い目は本入してからの1週間くらいの子達。　

さすがにある程度歴がある子が急にやめると怪しいからである。　　

辞めさせた後は１ヶ月くらい適当に連絡を取り終わらせる。　

そんな事を繰り返していたので新しい女がいっこうに増えなかった。　　

もちろん店長にも献上品を忘れなかった。　
女の子と話して店長の事を良いと言う子がいればすぐに店長とくっ付ける方向に持っていったのである。　

自分がとったこの体勢はまるで抜かりはなかった。