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8章:光 (1/19)

8章:光

どれくらい時間がたったんだろう?


あたりは夕焼けに包まれて私たちがいる部屋もオレンジ色にそまっていた…。


―なんだか奈菜がいるような気がするわね…―

ママの一言に私はびっくりした。


―ああ。実は私もそう思ってたんだ―


パパ、ママ


私に気付いてくれてたんだね。


ありがとう。



私はパパとママの手を握りしめた。


実際にはその手を握りしめることは出来なかったけど
パパとママの暖かさが伝わってきたような気がしたよ
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ずっとそばにいる ©著者:なち

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