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3章:罰 (1/3)

3章:罰

健太の前から立ち去ったあと、私は


早くりょーちんの元へ帰らなきゃと焦っていた。



健太のせいで時間を取られた。


りょーちんごめん。


今すぐ帰るからね。




りょーちんが私を待ってるなんてそんなわけないのに
馬鹿な私はそう信じて疑わなかった。


いや、そう信じたかった。


私が信じるしかなかったから。



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ずっとそばにいる ©著者:なち

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