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70章:うそつき 母さん (1/1)

70章:うそつき 母さん

小学校3年の時に
お友の 柴ちゃんがね 風船持って来たんだよー

コンビニの 一番ちっこい袋に 山ほど

見た瞬間 目の前 キラキラー

2人共 ブチ上がり〜

家の前で 投げあいしてたらね

近所のおばちゃんに
怒られます

「駄目だよ そんなの投げたら」って

「ハーイ」なんて 言ったけど やめる訳ねーよ

だって 2人共上がりすぎて 半狂乱ですもの

しばらくして うちの母さんが ぶっ飛んできます

「あんたら 何やっとんじゃい」と いきなりMAX切れー近所のおばちゃんチクッたね。チッ

「柴ちゃんが 風船持って来たから 遊んでるだけ」って 言ったらね
「大人の化粧品だから いじるんじゃない〜〜」と 半ギレー

その後、柴ちゃんのお母さんがね うちに 謝りに来たの。

まっ赤な顔して。
そりゃあ そーですがな だってね
投げ合いしてたの
コンドームですからねー

家の周り でっかく 膨らんだ コンドームだらけー

100コは 膨らましたと思いまーす

柴ちゃんの父ちゃん イケイケで ちょー乱暴者なのに
ちゃーんと ゴム着けて計画的 犯行だと思うとゾワっと いたします

以上。 見た目 生親父
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生き物図鑑 ©著者:ビっケ

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