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38章:野球部のお陰様 (1/1)

38章:野球部のお陰様

中学入った時って 部活見学したりして 入るじゃない。
オレはね 野球部に入りたく 見学に行ったよー
見学に行くと ウンコ座りしてる先輩がね 20人位 ベコベコのバット肩に担いで お出迎えね
つい3、4日前まで 小学生だった オレにも 「あっ悪い人達だー」って 分かってしまいます
そして1人が 話しかけて きました。
「お前 入るんだろ 唐揚げ弁当買ってこい」と ボールを 投げつけられます。
とりあえず 買いに 行き 弁当を 渡したら 「テメー 揚げたてじゃねーじゃねーか」と お尻を 蹴られたよー
「揚げたてじゃないのは 弁当屋さんの おばちゃんのお心次第だよー」って 心で 思いつつ テニス部に入ったよー
2年になる頃には 女子テニスに 入り浸ってた 思春期のエロ盛りだからね
ムッツリじゃ無かったし ストレートに 「ちょっと いやらしい気持ちだけど 練習しよー」って 女子テニスに言うと 「イイよって」って いつも 女子と 練習してた気がする
やっぱ素直がイイやねー
あっでもね 大人になると 駄目ね。
彼女達も頑固になるからね警察沙汰に なるよー
つーか 普通に 怒られますから
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生き物図鑑 ©著者:ビっケ

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