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9章:沈没船の人
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9章:沈没船の人
6年前の事 初めて 釣り船に乗り 釣りをする事になった。
ちょーー嬉しくて
3日前からテンション
バリ上がり。
釣りの朝 他の釣り人達と船に乗り込みま 隣にいた おやじに 「船釣り初めてなんですよ 色々教えて下さいね」って挨拶したら
「なんだ初めてか 任せとけ」って 息巻いてた。
そんな こんなで 船が出発して 15分か20分が経過した頃です 船の真ん中のつなぎ目?から
バンバン水が 入って来て 浸水だよー。
船長が 「船に異常があるから 港に帰る」と叫びました。
船の上は皆様 ちょーパニクリ系 だったけど
オレは
バリラッキーって思ってしまった
。 周りを見渡し まず目に入ったのが 船の先に行き 拝んでる人がいた
他は 船長に詰め寄る人2人 「どーなってんだ」とかって 騒いでます。
心の中で「どーなってるって 水漏ってますよー」っと 叫んでた(笑)。
最初に任せろと言ったおやじは 釣りのバケツで ガッチャガチャ 水を掻き書き出しながら 「お前らも 水出せよ」って
切れられた。
その時 「バケツで掻き出して へーきなら 船の先頭で 拝む人 いませんよー」って 連れに言ったら そんな事オレに言うな
つーか 笑ってるのは ヤバイってて 怒られた
けど.......
笑ってるのがじゃなくて 沈没しかかってる 船が一番ヤバイですから 残念
残念な連れ。
以上。
PS.半沈みで 岸に付いちったし。 ちぇーだね
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