11章:雪解け (9/9)

麻理ちゃんは吸い付きながら自分の体制を変えて、鼻をすりつけるように奥まで入れたり、先っぽを唇で挟むようにしたりしながら吸い続けて、最後に僕が「逝くよ」って言うと一番奥までくわえてくれた

自分でもドクッドクッっとわかるくらいに大量に出た

麻理ちゃんは直接のどに飲み込んだみたい口を離してからもう一度残りを飲み直して、口許を手で拭った

ちょっと苦しそうにしてから、苦笑い気味で「凄い量」と言った「ありがと」って言うと抱きついてきて、「もうガクガクー」って言いながら「絶対に絶対に浮気なんか絶対にもうしません」「本当にごめんなさい」「それとまたこれしようね」って言った

自分がクヨクヨしてるせいで、気にしてたんだなってそのとき初めて気づいて、かなり悪い気がした

全部全部全部許そうとそのとき決めた