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35章:遠い昔の母の言葉 (1/2)

35章:遠い昔の母の言葉

前章で最後に 

《人に必要とされたい》

と書いたが、俺はまだ小さい頃に母に言われた言葉を今でも大切にしている。 

《人を喜ばせてあげなさい》

《人の役に立ちなさい》


正直ガキの頃は全く理解が出来なかった。 


ノリでホストになり、順調に売上を伸ばし金も稼いだ。 

ホストで人の役に立つ 

ホストで人を喜ばせる 


そんな事はやり始めた頃は全く考える事は出来なかった‥


死んでしまった○○さんの時も、この人の為になろうって考えてやっていたわけでは無かった‥

結果として旦那さんに感謝される事になって初めて心のどこかで 

「人の幸せを手伝えた」

って思えたんだ‥


埼玉にいる頃に、お客さんに言われた言葉がきっかけで、俺の 

《ホスト》

の仕事の考え方が少しずつ変わっていったんだ‥

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ホストとして生きる理由 ©著者:若林健次

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