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26章:進歩する事に気持ちの高まりを覚える (1/2)

26章:進歩する事に気持ちの高まりを覚える

俺たちは 

「良い店作り」

をする為にみんなで頑張っていた。 

幹部もみんなそれぞれの仕事をきちんとしてくれていた。 


マリアが最初の移転をしたのが、夏だった。 

本当なら、夏と冬に社員旅行を計画してたから海にでも行って羽根を伸ばそうかとも思ったのだが、 

新店舗のOpenの為に結構金が吹っ飛んでたので幹部のみんなに 

「ちょっと夏の旅行は行けないかなぁ‥」

みたいな話をした。 

そしたら幹部みんなして、 
「自腹でいいから行きましょうよ☆社長の分くらい俺達いつも色々使わせちゃってるから奢りますから☆」

って(T_T) 


俺独立する時に、従業員をどうやって育てたいかとか色々考えてたんだけど、1番は、 

《人を思いやれる人間》
にしたかったのと 

《毎日をだらだら過ごさない人間》

だった。 

1つ目はもうみんな出来てたんだ‥


こんな嘘や裏表の激しい世界で生きている俺達だけど、仲間同士は思い合ってられる関係を本当に作りたかったんだ‥

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ホストとして生きる理由 ©著者:若林健次

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