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11章:オーナー逮捕そして‥ (1/2)

11章:オーナー逮捕そして‥

俺たちが必死になっていた頃相も変わらずオーナーは覚醒剤に溺れていた‥

俺はもうどうでも良かった。 


覚醒剤をやらせない為に、オーナーの家に毎日誰かしらが住み込んで見張りを付ける様になった‥


オーナーがどーゆー状態だったかを軽く話そう‥

1:壁にCDが張り巡らされていたので、何なのか聞くと「結界」と言われる‥

2:壁に何故か豆電球がたくさん刺さっていた‥光ると思ったのだろうか‥

3:たまに電話が来て、脳ミソぶちまけちゃったから帽子を持ってきてと頼まれる 

4:真夜中にB'zの歌を大声で歌う。 

5:常に後ろに「釈迦」とゆう奴がいた 

6:冷蔵庫に熊のぬいぐるみが冷やされていた 

7:同じ熊のぬいぐるみがポットの中で溺れていた 

8:素っ裸でベランダから上の階によじ登り、上の人の家のシャワーを浴びる‥


まだまだあるがキリがないのでこの辺で‥


本当にいかれてたんだ‥


やがて近所で幼稚園児がポンプを拾う。 

オーナーがよれて外に投げたんだろう‥


どうしようもない‥


もちろんオーナーは逮捕され、俺たちはそれでも頑張ってやっていたんだ‥


当時支配人だった剛さんに使い古しのパソコンを貰い、使い方を教わり経理のお手伝いをした。 


パソコンを使っての仕事は俺は大好きだった‥


出来る男みたいでかっこいいなって思っていた(笑) 


そんな頃ひょんな感じでさりげなくNo.1を取った‥


必死になりすぎてなんか実感は無かったが素直に嬉しかった。 


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ホストとして生きる理由 ©著者:若林健次

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