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3章:引かれる気持ち
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3章:引かれる気持ち
わたしはしんじに彼との不満や出来事をメールしたりする仲になり、しんじは文句も言わずわたしをなぐさめてくれた。
ふと気が付くと彼としんじを天秤にかけている自分がいた。
しんじの事好きになりそうになりしばらく連絡をしなかった時にやはりしんじは心配してくれていた。
「最近連絡ないけど平気?これから会わない?」
と優しいメールをくれた。
わたしは彼にはないその優しさに甘えしんじと会った。
しんじと会いわたしは
「昨日実はまた彼と喧嘩して大変だったんだよね」
というとしんじはわたしの手にあった傷をなで
「たいへんだったね」
と言ってくれた。
わたしは急に涙があふれしんじに抱きついた。
しんじは泣くわたしの髪をなでながら抱きしめてくれた。
ふと我にかえりわたしは
「ごめん。帰るねまた連絡するよ」
と焦りながら言い帰った。
家に帰り泣いた為化粧がグチャグチャになっていたのですぐにシャワーを浴びた。
冷静になり頭を整理するとわたしはしんじの優しさに引かれていた。
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