俺たちはホテルに泊まった

シャワー浴びた彼女は少し照れていた

オレは本気の気持ちを彼女に伝えた

「今日このまま泊まるのを正直迷ってる、これ以上の関係になったらオレは多分、自分の女だって思ってしまうから…」

彼女はだまって頷いてオレの話を聞いた

「大丈夫、変わらず店には通うから」

また寂しく微笑んだ


彼女を幸せにしたいって思ったからオレは彼女を抱いた


彼女は何も変わらずに毎日のように店に通った


ただただ日々は過ぎた


彼女とオレは喧嘩するようになっていった


喧嘩の原因はくだらないことだったけど

本当の原因は違ってた


彼女はオレを疑ってる


本彼営業じゃない！って言い切れない

だって彼女はオレのエース


金を使ってる以上は客


正直、金は使って欲しい
でもオレを信じて欲しい


ナンバーも気になる

彼女の寂しい顔も気になる


シャンパン入れて欲しい
オリブラ・オリシャン入れて欲しい

でも男として見て欲しい


葛藤の日々が続いた