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6章:理由

0.01の視力
メガネが似合う鼻筋

186センチの猫背
見とれる後ろ姿

口が悪い故に嘘がつけない甘えん坊


適当なのに
ズルいのに
絶対的な説得力


ああ。

どうしようもない人
だけど
どうしようもないくらいに好きだった人

寂しがりやの弱い人

前しか見ないのは
振り返るのが
こわいからでしょう?


見透かされてた強がり

言えなかった我が儘

本当は大好きだった



今もまだ
一人で眠れないあたしは
本当はどうしようもない
寂しがりや


嘘みたいな
アイ ラブ ユー

かゆくなるような
ラブ コール


ずっと聞いてたかった
何度でも



鼻にかかる声

変な口癖

忘れられない
その笑った顔


さよならの理由



あたしにわなれなかった


あの娘にわなれなかった
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ガールズラバー ©著者:きらら

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