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11章:二人に足りない事
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11章:二人に足りない事
携帯を取るとかなちゃんではなくガンで仕事を休んでいるバーのママからの電話だった。
電話に出るとママは
「彼女出来たんだって?マスターに聞いたよ」
と言ってきた。
実はうまくいってないんだよとおれは隠さず全てを話した。
ちょうどかなちゃんが店に来ているとの事でママと店に行く事になった。
店に着くとあさみちゃんとかなちゃんが座っていたが何か思い空気を感じた。何気なくママがかなちゃんの隣に座り世間話を始めた。
「ママ元気?」
とかなちゃんが聞くとママは
「まだあんたらには負けないよ」
と言い、場の空気を盛り上げた。
ママとかなちゃんが話をしているうちに
確信に迫る話が始まった。
おれの意見とかなちゃんの考えを交互にママは聞き
「あんた達時間がもったいないから分かれれば」
「がんで日々必死に生きてる私からするとばかばかしいよ。もっと楽しく生きなよ」
と言った。なんか生命の叫びの様におれには聞こえ、何かが心に刺さった気がした。かなちゃんの目からはいつの間にか
涙がこぼれていた。
なんか恋愛しているふりだったのかな?
と冷静になり
「二人に足りない事は話す事だな」
と実感した。付き合ってんだから分かってよと思う事もあるけどしょせんは他人。結婚しても血が繋がらないのは当人同士。そんな二人が話もしないで理解しあえるなんて事はないよね。
頭の中でこじれてた糸がまっすぐになった気ですごくスッキリした。
本当ママには感謝してます。あまり話た事がないのにおれの彼女って事で輪にかなちゃんをいれてくれた事、真剣に二人がうまく行く方法を考えてくれた事、すごく感謝してます。
かなちゃんと帰りながらどちらともなく
「二人の事だからちぃちゃな事でも話あおう」
と言う結論をだし。いつもよりお互いスッキリした表情で帰った。
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