初デートの日かなちゃんの家に迎えに行き来るのを待っていると少しはずかし気な表情で

｢おまたせ｣

と言って家から出てきた。

さらさらの髪とシャンプーの匂いと思われる匂い、はずかし気な表情が夜なのにおれにはキラキラしてる様に見えた。

今まで短い間だったが妹みたいに思っていたがこの瞬間になにかがはじけかなちゃんを女性として見るようになっていた。

この時から好きになりかけてたと思う。