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3章:初仕事
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3章:初仕事
社長は落ち着いた感じで淡々と質問してきた。
「講習はどうする?」
「講習ってなんですか?」
「俺とホテルで一通りの流れをするんだけど、どうする?別にしなくても大丈夫だよ。」
「あっ…しなくても平気です」
全く流れわからなかったが、とっさにそう答えました。
その後、簡単に社長から口頭で説明を受けました。
「じゃあさっそく今日からやってみる?」
「はい!」
社長は携帯電話で、受付にあたしを採用した事を伝えてました。
「そういえば、名前なににしよっか?」
こうゆう仕事をするときは源氏名を使うのは知っていました。
「ん〜めぐとかは?」
「めぐちゃんはもういるんだよね」
「好きな歌手は誰なの?」
「倖田來未です。」
「じゃあくみちゃんで決まり」
「はい!」
そしてあたしはくみという名前で仕事をする事にした。
数分間社長と世間話をしながら、車を走らせていました。
社長の携帯が鳴った。
どうやら、さっそくの仕事のようだ。
「くみちゃん、初仕事だよ。常連さんなんだけど悪い人じゃないから。」
「はい。」
一気に緊張が高ぶり出した。
社長はすぐさまお客さんの家へ車を飛ばした。
15分程で到着。社長に何号室と教えられ、いざ初仕事へ。
玄関の前に到着するも、緊張してなかなかインターホンを押せない。
思い切って押した!
中からは30代前半であろう少しポッチャリした男性出てきた。
「こんばんは!」
男性は、素早くあたしを部屋の中に入れた。
「こんばんは!はじめまして、くみです!」
「今日入ったばっかり?」
「はい。」
「経験は?」
「ないです。全く」
「じゃあとりあえずシャワー浴びようか」
「そうですね」
2人でシャワーを浴び、洗いっこしながら会話をしました。
上がるなり、ベッドへ倒されました。どうやらSのようでずっと攻められました。
60分の時間もあっという間に終わり、最後にシャワーを浴びて終わりました。
「今日はありがとうまたね」
「おぉ」
玄関をでて、迎えの車がいたのでそれに乗りました。
さっきと変わり社長じゃなくて違う人でした。
明るい感じのとても気さくな方でした。
「初仕事どうだった?」
「緊張しました。」
「だよね〜。それで次もお客入ってるから今から向かいます。」
「わかりました。」
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