「これ…」


1本の鍵を渡された…
真新しい鍵…

「一緒に開けに行こう」


意味わかんない…


ﾀｸｼｰに乗せられて…

ついた場所は…

すすきのの綺麗な
ﾋﾞﾙだった…


地下1階のそこに
案内され…

見事に真新しい鍵で扉は開いた…


白を基準とした
綺麗なBAR…


えなに


「俺の夢だったんだ… ずっと すすきのにBAR開くの…


黙っててごめんな

俺ずっとお金貯めてたんだ。

だから 外食もほとんど連れていけなかったし
買い物も…
車すら持ってなかった…

瞳… 一緒にここ やろう…」




「そして…
良かったら 瞳のﾏﾝｼｮﾝに引っ越しさせて欲しい…

一緒に暮らしたい…

部屋借りたいけど…
BAR開くので お金使い果たしたから(笑)
2人でBARして 一緒居よう… ずっとずっと…大切にするから…」