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7章:2次会 (1/2)

7章:2次会

吉野家を出て…


「瞳さん 今日休み


「うん うち 日曜日 祭日 店休日だからさ」


「時間ある

「うん…」
なに なに



「ゆっくり 話せないかな…」


タクシーに乗り込んだ…

行った先は…

ホテルだった…


シティホテル…


24時間使える…


どうしよう…

いきなり…




断る
受け入れる


情けないほど…

ドキドキした…


「部屋 どこでもぃぃ

「うん…」


コウの後をついていくあたし…


もう…


完全に年上の威厳なんか なかった…


綺麗なインテリア…

よくこうやってくるのかなぁ


色んな事が頭を駆け巡った…


「座りなよ。コーヒー飲める 砂糖 ミルクは

あたしは いつものように
可愛げない
ブラックを注文した…

彼が手慣れた手つきで コーヒー入れてくれた


横に座る彼…


「こんなとこ いきなり連れてこられたら… 色々考えさせるよね
いつもこうなのとか 枕とか…」


図星…


考えてる…


「うん 正直ね…」

「今まで1ヵ月…ずっとミニメしてたよね…俺はすごい瞳さんに興味があった…

サイトの世界にしか すぎないし 俺のあくまでも 想像の世界にしか過ぎないけど…
仕事頑張ってるの
リアルに伝わってきたり…
日記読んでて ますます 会ってみたくなったんだ

だから ご飯食べて…
静かな場所で話したかった 俺んちでもいいけど…
いきなりは 瞳さん 躊躇するでしょ
俺なりに 考えて ここ連れてきたの」


ありがとう…


素直に思えた…

もう33のあたしの
姿はなく…

恋した単なる女になってたんだ…


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ひょんなきっかけ ©著者:まこと

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