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4章:ミニメ (1/1)

4章:ミニメ

場所は知っていた…

あたし13年
すすきの居るからね…

顔も広いし
それなりのすすきのの付き合いもある…

「瞳さん 今夜お店終わったら 電話するから 朝飯行こう」


未だにミニメからの連絡…

だって
モバは 連絡先ミニメに入れたらペなるから…


ホムペ覗いて1ヵ月…


何故か
ずっとミニメの連絡をしあってた…


楽しかった


何か恋してた…


それが
コウに対してなのか…
あきらに似てる
コウだからこそなのか…

あたし わからなかった…


昔流行った
文通してる気分だった…


あたしは
バーテンしてるとは話したが
店名は教えなかったし
あたしの顔も
モバのプロフには掲載してなかったので…

本当に文通して
顔すらわからない相手にひたすら
連絡してるような

そんな 奇妙な関係だったんだ


ただあたしは
彼がコウで27歳

CLUB Hilton勤務…


ナンバー入りしてる…のは…

ホムペを通して
知ってた…


コウは
仕事の話はミニメしてくるが

ナンバーの話
売り上げの話…

そんな話は全く触れなかった

「今日 超忙しくてさ 腹減ったから…
従業員とホテル バイキング行ってくる」とか

本当に他愛のない
ミニメだったんだ…


でもこの日…

「仕事終わったら 朝飯行こう…」になった…


すごい迷った

会いたい…
あきらを彷彿させるコウに会いたい…


でも…
あたし 33…

あたし見て…
想像と違って幻滅されたら…


顔には出されなくても 内心思われたら…

自信ない…

怖い…

でも…

6つも違うもん…

どう思われたって…

割り切らなきゃ 瞳…

出会い系で 知り合い
初めて会う

そんなとこじゃん

相手は 瞳の全てなんか知らないんだし
怖がる必要ないよ…

あきら…

会いたいんでしょ…

13年間

確かに沢山の出逢い
恋愛したが…


やはり あきらを
越えられなかったんでしょ…

変われるかも…


自問自答しながら
出した答えは…


「吉野家の朝定いく?」

だった(笑)

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ひょんなきっかけ ©著者:まこと

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