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3章:ものがたり。 (2/9)

ある魔法使いの少年がいました。

少年は、錬金術に長けた魔女の集まる街で、
コインを生み出す、多くの魔女に仕えることで報酬を得ていました。

たんまりコインをくれる魔女や

色んな仕事を与えてくるくせに
ほんのちょっとしかコインをくれない魔女

様々です。

魔女からもらえるコインで生計を立てているので、
魔女に文句は言えませんが、
嫌々仕えている魔女や、
「この人だったら、コインをくれなくても仕えてもいいなぁ」と思える魔女もいて。

苦労は耐えませんが、少年は仕事熱心でした。


少年は、ある魔女に出会いました。
初冬の、静かな日でした。

最初は、その魔女からもたくさんコインをもらおうと思っていたのです。

その魔女が与えてくる仕事は、
とても楽でした。
もらえるコインもそれなりでしたが
少年はその魔女に会うのが楽しくなってきたことに気付きます。

その気持ちを伝えました。
魔女は疑り深いので、
「ありがとう。」と一言言うと、
変わらずに楽な仕事と、少しのコインをくれました。

そんな日々が、少しの間続きました。
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「あなたの彼女」 ©著者:美桜

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