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3章:ものがたり。 (5/9)

ある日、少年はふとその魔女に会いたくなって

その魔女の住む森に行きました。

仕事もせず、コインももらわずに過ごしたのは初めてでした。

魔法使いも、普通の男の子なのです。
魔女と、尊い「信頼」や「愛情」を交わしたいと、思うこともあるのです。


「ぼくは、あなたと、ふつうのともだちになりたいんだ。」


どの魔女もそう言うと喜び、
たくさんコインをくれるので、
よく口にする言葉だったのですが、


心から、伝えました。


「私も。」


その魔女は、そう言うと………




石になってしまいました。


他人から見れば、
磨けば光るかもわからず
何の価値もないように見える石でした。


しかし少年にとってそれは、
とても温かく美しい石だったのです。
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「あなたの彼女」 ©著者:美桜

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