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6章:その男、 (1/22)

6章:その男、

匠が匠という名前になる前の話は、割とよく聞いていた。
店や、同伴のカフェのテラス席で。
あるいは営業電話の他愛のない会話の流れで。

匠になる前、その男は関西でそこそこ有名なホストだった。
関西では椿と名乗っていた。
椿になる前、その男は神戸で目立たない学生をしていた。
本名は高広といった。

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キミはホスト ©著者:はるなやよい

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