ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

5章:2つめの転換期 (7/22)

アタシには関係ないことだ。

内勤が手にしていたバインダーを卓上に出した。

「ツーコちゃんには見せるよ。口外しないでね」

それはここ半年の店の売上表だった。
ホストごとに月単位の指名本数、売上総額、小計、掛け金額、未収額。
備考欄には高額ボトルの種類も走り書きされていた。

匠の欄はすぐに見つかった。
月を追うごとに全ての数字が減っていた。

「ツーコちゃんしか居ないって嘘じゃないから」


アタシは目を疑った。
そうじゃない月ももちろんあったが、OLで細客のアタシしか、匠の客らしい客がいない。
匠は顔だけは悪くないのに!
78 /215

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

キミはホスト ©著者:はるなやよい

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.