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15章:困惑
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「・・・背中に18ヶ所も刺し傷があったそうです。」
――――18ヶ所も・・・
そんなに刺されて・・・
「・・・北川さん・・・。」
横に座っている川島が、心配そうに俺の名を呼んだ。
俺はプロだ。
素人に心配かけさせる訳にはいかない。
「・・・すんません、大丈夫です。あ、そういえば【スリーナイン】という店、ご存じですか?住所がここと近いんですが。」
「近くなら・・・多分知ってます。俺は行ったことはないんですが、大人の玩具屋です。備品が足りない時にスタッフに買いに行かせてました。あ!そういえば盗聴器やスタンガンも売っていましたね。・・・そこでスタンガンを購入したんですか?」
川島は、開けた缶コーヒーをごくりと飲んだ。
「まだわかりませんが、可能性は高いと思います。実は殺された松永がそこの常連だったみたいです。・・・場所わかりますか?」
川島は頷いて、
「はい。ここら辺は庭みたいなものですから。じゃあ早速行きましょう。車は置いていったほうがいいですね。なんせ、路地裏なんで。」
俺は川島に誘導され、駐車場に車を停めた。
車を降りて、歩きはじめると川島が静かに話しはじめた。
「・・・やっぱり、梨香が犯人の可能性が高いんですか?」
俺は答えるかどうか迷った。
一緒に行動とはいえ、捜査を外されてるとはいえ、刑事だ。
簡単に情報を話していいものか。
「・・・・まだわかりません。ただ殺し方としては、女子供でもできる。」
川島は前を向き歩きながら、黙って聞いていた。
それは・・・側にいて、気付かなかった自分を悔いているように見えた。
「あ、あそこです。」
川島が指を差した方向には、青い看板に白抜きの字で
【スリー9】
と書かれた店があった。ビル自体も相当古いだろう。
999じゃないのか。
「ここの店長は、うちにも来ている常連の客です。もしかして、松永とは知り合いかもしれませんね。」
―――なら、覚えている可能性は高い。
「そうですか。じゃあ入りましょう。」
自動ドアを抜け、最初に入っていったのは川島だった。
「いらっしゃいませ〜。…あれ?店長さん。どうしたんですか?」
男は目が細く、痩せ型のヒョロ長い体型で、黄色いエプロンをしていた。
履いているジーンズはブカブカだ。
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