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12章:不安
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――――ひんやりとした部屋の真ん中には、天蓋付きの大きいベッドが置かれている。
入ると妙な感じがした。
ふと目についたサイドテーブルには、写真が飾ってあった。
父親と母親と思われる人物と多分梨香のお姉さん、そして梨香が写ってるのだが、父親と母親の顔には無数の穴が開いてる。
―――親を恨んでいた?
部屋をよく見ると、いろんな所に写真が貼られてる。
やはり父親と母親の顔には、無数の穴が開いていた。
そして最初に感じた奇妙な気持ち―――
この部屋には窓がない。
この異様な雰囲気のする部屋が、アタシはなんだか怖くなり、部屋を後にした。
あとの二つはトイレと風呂場だった。
どちらも窓には、鉄格子がはめられていた。
逃げられないと言った意味が、よくわかった。
リビングに戻り、キッチンへ向かう。
覚悟を決めたら、急に空腹を覚えた。
当たり前だ。昨日からほとんど食事をしてない。
冷蔵庫を開けると、たくさんの飲み物や食べ物が入ってる。
ミネラルウォーターとサンドウィッチを取りだし、立ったまま食べた。
キッチンの引き出しを開けると、折り畳みのナイフが入ってる。
アタシはそれをジーパンのポケットにしまった。
それから、鉄格子のはまった窓を調べたが、外れそうな箇所はなく、アタシは途方にくれた。
――――でも、諦めない。
何かあるはず。
ここを出るために、アタシに出来る事が・・・
とりあえず、梨香を怒らせない様に行動しよう。
少しづつ説得していけば、こんな馬鹿な事をやめてくれるかもしれない。
駄目なら・・・
・・・・
いや、そんな事してはいけない。
―――――会いたいよ。大樹。。。
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