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9章:それぞれの朝 (5/5)


健ちゃんを見送り、部屋に戻ると、携帯の着信が二件あった。


ひとつは大樹さん
ひとつは・・・真美ちゃん。


ドキドキした。


真美ちゃんは覚えてるかな?


覚えていて欲しいような、欲しくないような・・・変な気持ち。。。


とりあえず大樹さんに連絡しよう。


―――トゥルルルルル――

「あ、大樹さん?おはようございます。すいません、ちょっとお風呂入ってて・・・」


「いや、朝早くごめんな。真美の事なんだけど・・・」

話しを聞くと、どうやら覚えてないらしい。
「・・・・と言う訳だから・・・話し、合わせといてくれないか?」

「わかりました。あ、じゃあ今日、休みだし家に行ってきます。」

「ああ、頼む。俺もあとから顔出すから。」

――――別に来なくていいのに。

「あ、はい、わかりました、じゃあ後で。」
――――覚えてないのかぁ。。。
なんかちょっと残念。。。


さ、次は真美ちゃん。

――――トゥルルルルル――

「あ、梨香?おはよ〜。昨日なんか迷惑かけちゃったみたいで・・・ごめんね。」

真美ちゃんの声が少し疲れてる。

そうだよね。
クロロホルム吸い込んだんだもん。

「うぅん!なんもだよっ。今日梨香休みなんだぁ〜家に行ってもいい?」


「うん、おいでおいで〜。んじゃ待ってるね」


――――多分、真美ちゃんは覚えてる。

梨香にはわかる。


ああ………
ゾクゾクする。。。


さ、早く用意しよっ♪


―――♪♪〜♪


メールだ。健ちゃんかなぁ。


―――げ、アイツだ。


【愛里ちゃんへ】
確認してくれた?
僕も確認したけど、仕方なくだからね!愛里ちゃん以外には勃起しないからね!愛してるよ(*^-^*)


―――――めっちゃキモイ。


朝から気持ち悪いメール送って来ないでよ。

アイツに真美ちゃんの体を見られたのは、ほんとに嫌だけど・・・
梨香ひとりじゃ無理だったから・・・仕方ないかぁ。。。


【ひろくんへ】
うん、確認したよ。
あとは愛里にまかせてね♪
また連絡するね♪
愛里も愛してるよ♪


―――送信っ。


――――バカなヤツ。。。


まあ、まだ仕事してもらわなきゃないから、・・・もう少しガマンガマン。


あと少し・・・


あと少しだよ。



真美ちゃん・・・


愛してる。。。


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―深愛―果てにあるもの ©著者:まいん

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