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10章:真相 (3/8)


・・・こんな時、自分って一人じゃ何にもできないのかなって思い知らされる。


―――さ、仕事しよう。

ノートパソコンから、自分のブログにアクセスする。

―――あーコメ結構たまってるなぁ。

一気に返事書いちゃおう。

あ・・・出勤予定どうしよう。

しばらくって・・・どれ位休めばいいのかな。

―――辞めてもいい―――

大樹はそう言ったけど・・・


「やーめた。しばらく放置。」


―――そういえば・・・アンクレットがない。


自分で買った、オキニのやつ。


もしかして・・・落とした?

襲われた時に。。。


―――マンションの裏、見に行ってみようか。


梨香に見に行ってもらおうか。・・・いや、グッスリ眠ってるし。


夜には大樹が来ちゃうし・・・


まだ昼間だし、大丈夫だよね。


うん、行ってこよう。

―――上にニットコートを羽織り、鍵を開けて真美は外に出た。


梨香は眠ってはいなかった。


携帯を取りにベッドから起き上がり、メールを打つ。


【ひろくんへ】
例のものだけど、もう郵便受けに入れたかな?
もしまだなら、夜八時過ぎに入れておいて。
愛里より(*^^*)


―――送信


5分も経たないうちに、直ぐに返事がきた。

【愛里ちゃんへ】
まだ入れてなかったよ。夜八時過ぎね!わかったよ。ねぇ、次はいつ会えるかな?早く会いたいな♪


【ひろくんへ】
愛里も会いたいけど・・・今はちょっと風邪引いちゃったみたいで・・・(>_<)ゴメンネェ・・

【愛里ちゃんへ】
いいよいいよ〜♪
わかったよ。じゃあ治ったら、いっぱい愛しあおうね!


――――キモイわ、マジで。


携帯をテーブルに置くと、またベッドに潜り込んだ。


――――あぁ・・・真美ちゃんの匂いがする。。。

興奮して、なかなか寝付けないよぉ。。。


真美ちゃん、震えてたなぁ。梨香思わず抱きしめて、告白しちゃったけど・・・。


喜んでくれてた♪


でも多分、気付いてないよね。


梨香しかいないって、気付いてもらうためには・・・もうちょっとショックを与えなきゃね。


大樹さんにも、早く真美ちゃんを諦めてもらわなきゃね。。。。


もうちょっとだよ。。。

ね。。。


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―深愛―果てにあるもの ©著者:まいん

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