夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
9章:それぞれの朝
(2/5)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
――――朝が来た
窓に寄って行き、カーテンを少し開けて外を覗くと、明るくなってきている。
真美―――――お前が目覚めた時・・・
俺は何て言おう。
一晩中考えてたけど、うまい言葉が見つからない。
俺はダメなヤツだな。
――――――ピピピピピ――――
携帯のアラームがなる。
「ん・・・。」
真美の目がゆっくりと開く。
「・・・あれ・・・?大樹?・・・寝てないの?」
昨日から着ているスーツ姿を俺を、不思議そうに見ている。
「なあ、昨日の夜の事・・覚えてるか?」
俺の呼吸は少し早くなった。
「昨日の夜?んー・・・・昨日は・・・梨香と別れて、隣のおばあちゃんに会って・・・・・ごめん覚えてない。」
俺は少しホッとした。
「昨日、お前襲われそうになったんだぞ。いやーマジで危なかった!」
俺は大袈裟に、大声で経緯を話した。
もちろん作り話しを交えてる。
真美は顔色を変えず、黙って聞いてる。
何だか、嘘を見抜いてるかの様に。。。
「そっかぁ・・・じゃあ、大樹が来なかったら・・・危なかったんだ。」
「ああ、ほんっとよかったよ。だけど念のため・・・しばらく店、休んでくれないか?なんだったら、辞めてもいいし。」
真美は答えない。
「真美・・・?」
「・・・あ、うん・・・わかった。」
・・・・もしかして、何か覚えてるのか・・・?
でも、もう後には引けない。
嘘を突き通す事を決めたんだ。
それに・・・何より犯されてない、と言ってた梨香の言葉。
信じるしかない。
「じゃあ、店長からサボりの許可をもらったから・・・ゆっくりしよっかなあ〜」
ベッドの上で伸びながら、答える。
「まあ、店がヤバくなったら出てもらうかな。」
と笑うと、
「オニ〜!」
と、言って笑いながら睨む。
真美・・・
お前の笑顔を守るためなら、
俺はなんでもする。
だから・・・
お前を襲ったヤツを・・・見付けて俺は・・・
殺してやる。
「・・・大樹?こ・こ!」
真美が額に指を差して俺を見る。
「?」
「シワ、寄ってるよ。アタシは大丈夫!だから・・・」
最高の笑顔で、俺に
「笑ってよ」
と、言った。
<前へ
41 /145
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
―深愛―果てにあるもの ©著者:まいん
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.