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7章:疑心
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――現在――
「それじゃあ健ちゃん、またね☆
シャワー後、支度を終えると慌ただしく、梨香は帰って行った。
―――最近、梨香の様子がおかしい。
まず泊まる事が少なくなった。
以前は休みの前の日だと、必ず泊まってマッタリするのがパターンだった。
最近はなんらかの理由を付けて、必ず帰っていってしまう。
そしてもうひとつ、
携帯を片時も離さなくなった。
他のヤツが聞けば、「まあ今どきのコは」って思うかもしれない。
だけど以前の梨香は、違ってた。
ウチに忘れて帰るのも結構あって、自分でこう言ったのだ。
「携帯ってキライなんだよね。なんか縛られてるってゆーか・・」
それが今じゃあ、常に気にしてる。
前に二人でうとうと寝てたら、メールの着信が鳴った。
一目散にかけていき、直ぐにチェック。
―――他に男でも出来たのかもしれない。
だけど、俺達は付き合ってる訳じゃない。
と言っても、俺は他の女はどうでもいい。
梨香さえいれば。
何度も付き合おうって告ってる。
梨香は返事を濁す。
「仕事してる間は彼氏は作らないって決めてるの。でも健ちゃんの事は大好きだよ。」
梨香・・
お前は違うよな?
俺を裏切ったりしないよな?
母さんのように。。。
この前兄貴に会ってから、色々な事を思い出す。
・・・ヤツは、今何をしてるんだろう。
母さんが死んだ後、家を出たと聞いた。
俺がやった事は、間違いだったのかもしれない。
俺だけがガキで、皆大人だったのかも。。
・・・いや、やっぱり間違ってなんかいない。
父さんの事を考えたら、母さんも兄貴もわかってるはずだ。
色々と思い出してると、あの時の感情も一緒に湧いてくる。
あの――――
なんともいえない負の感情。
ヤツを殺りかけたときの、どす黒い快感のような―――
―――――オカシイのは俺か?(笑)
梨香・・・・
側にいてくれ。。。
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