ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:影 (6/7)


―――――愛ちゃんのマンションに着いた。
僕は愛ちゃんのマンションと、店長のマンションを何度も下見した。

―――お店が終わるのが12時だから、着くのは早くても12時30分かなぁ。
それにしても・・・

ここら辺は薄暗くて物騒だなぁ。

まあ、だから僕も安心して身を潜めて写真に専念出来る。

愛里ちゃんの指示は、今日は郵便物と写真だけでいいって言ってたな。

ビデオカメラはいつ使うんだろ?

―――ヴヴヴ…

メールが着た。
愛里ちゃんだ。

【ひろくんへ】
もぅ愛ちゃんのマンションにいる?
今、別れたから、ぁと10分位で着くとおもぅ。ガンバッテね♪

愛里ょり(*^-^*)


―――愛里ちゃん♪

【愛里ちゃんへ】
うん、もうばっちり準備して待ってるよ(^o^)/
僕達の未来のために、頑張る!


―――送信!


………コツ、コツ、コツ


あ、あれかな?

僕は慌てカメラを構える。
レンズ越しに確認すると、やっぱり愛ちゃんだった。

僕は思わずみとれる。

愛里ちゃんが一番!可愛いけど!…愛ちゃんは、引き込まれそうになる様な、妖艶さを持った綺麗な娘だ。


シャッターを切る。


当然の事ながら、こっちには気付かずマンションへ入っていった。

―――でも…愛ちゃんが一人でいるとこを撮っても、意味ないんじゃないかな?


まあいいか。
愛里ちゃんの言うことに間違いはない。

僕は直ぐに愛里ちゃんにメールした。

【愛里ちゃんへ】
撮ったよ!
次はどうすればいい?
―――送信

直ぐに返事が帰ってきた。


【ひろくんへ】
今日はもぅいぃょ♪
お疲れ様♪
写真出来たら、愛里にちょーだぃね♪
また連絡します('◇')ゞ

―――なんだか呆気ないなぁ。

立ち上がろうとした時、向こうから人影が見えたので、また身を潜めた。

あれは………店長だ。

僕はまたカメラを構える。
そしてシャッターを切る。なにやら電話で話してる。

五分程して、愛ちゃんが降りてきた。


もちろん、二人一緒の所も写真に納めた。

コンビニでも行くのかな?

二人を見送ったあと、愛里ちゃんにメールした。

【愛里ちゃんへ】
店長が来たよ!二人一緒の所も撮れたよ!

―――しばらく待ったが、その日はとうとう愛里ちゃんからのメールは来なかった。


21 /145

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

―深愛―果てにあるもの ©著者:まいん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.