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16章:準備 (1/1)

16章:準備


18時に店に着くように家を出た。

店長からはお風呂から上がったら、軽くブローしてスッピンで来てって言われたからデカサン(デッカイグラサン)を着けて行った。

店に入ると店長が居た。

店長「おはよう〜愛里!」

愛里「おはよう?ございます」

この業界は仕事始め前の挨拶は「おはよう」なのだった。

そして奥の部屋に通された。

ドア開けてビックリした。
女の子達がドレスを選んだり、メイクやヘアーセットをして貰っていた。


店「店が美容室とドレス屋と提携を組んでるから時間内に来れば店が負担して、それなりに化けられるぞ!(笑)愛里もまずドレスを選んで、合うメイクとセットして貰ってな!準備出来たら部屋から出て待機室に座る事!」

そう言うと店長は足早に部屋から出て行った。

取り残された私は女の人に挨拶をしながらドレスを選んだ。

私が選んだドレスは黒色で背中がガッツリ開いてて胸元と裾にビーズが着いたシンプルなものを選んだ。
そしてメイクをして貰って、セットはハーフアップ。
完成を見てビックリした。
いつもと違う化粧、した事ない髪型、゙孫にも衣装"ってこの事だよ!(笑)

準備終わったから待機室で座って一時すると店長と黒いスーツ着た人達が来てミーティングってのを始めた。

何の事を言ってるか分かんないから私はスルー。


ミーティング終わって、店長と黒いスーツ着た人が私の所に来た。

黒いスーツ着た人は「黒服」って言ってマネージャーみたいなものらしい。
私の担当は「黒服たかしサン」。

そして接客の仕方や作法を少し教わり、20時に店がオープンした。
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私を変えたモノ… ©著者:愛里

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