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10章:〜父〜 (1/1)

10章:〜父〜

その日に退院届けを書き

警察に電話をしてから

家へと帰った。

父は仕事に行っていて、

家の中があの時のままだった。

台所には出前の器が散らばっていた。

母と一緒に片付けた。

私は全身打撲と顔が腫れてた為に高校を2週間休ませて貰った。警察の方が高校にも電話をしてくれてたみたいだ。

夜になり父が従業員に支えながら帰ってきた。

父もあの時に怪我をしていた。
ギブスをしてたから骨折だろう。

ムスッとした顔の父に私は前みたいに笑顔で「おかえりなさい」なんて言わなかった。言えるわけない。

母は夕食を食卓に出し、3人は沈黙のまま食べた。

身体がいう事を聞かない私は上手く箸が使えずに、何度も溢した。

とっさに身構える癖がついていた。

たが父は見て見ぬフリをした。

私と母は目が合い、何だか2人で不思議そうな顔をした。

そんな日々を繰り返し、平和に高校も行けるようになった。

高校には私の過去を知らない人ばかりで悪口を言う人も居なくてやりやすかった。

友達も出来た。

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私を変えたモノ… ©著者:愛里

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