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6章:僕の気持ちと彼女の気持ち
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彼女と食事をした次の日
僕は以前の、会社の始業時間にちょうど間に合う電車に乗った
彼女と知り合ってしまったのに、痴漢など出来るはずもなく、痴漢を続けていたことを後悔していた
もしかしたら、彼女は僕に好意を持ってくれているのかもしれない
卑劣な痴漢の魔の手から守ってくれた正義感の強いひとりの男性として…
もし、そうだとしても僕はそれに応えることは出来ない
だって、卑劣な痴漢の正体は僕なのだから…
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彼女はすべてを知っていた ©著者:ニコール
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